Sanwa Racing Service

 管理人 nomi がお世話になっている”サンワ自工”を紹介します。主のチャップマンおじさんやサンワ自工に集まる仲間の様子は第二ホームペジのnomi のロータス エラン生活(SMFC)に詳しく記載しています。

所在地・連絡方法

遠景  ショウルーム  看板

 733-0875 広島市西区古江上一丁目 699 番地
 電話 082-271-8108 ファックス 082-271-4123 。
 メールアドレスは sanwa-rs@nifty.com です。
 地図はこちらです。広島学院中学・高校入り口、西広島バイパス北側の側道に面しています。

ホネホネセブン-1  ホネホネセブン-2

(チャップマンおじさんがゼロから自作した実用車 ”ほねほねセブン”)

 この車は、チャップマンおじさんが修行の時代に、「自分が乗る車は自分で作る。」という高い志望のもと、全くのゼロから苦労して作り上げました。当時( 昭和30年代後半 )はこのような自作の車もナンバーを取得することが可能でした。ロータス シックスならぬ、”サンワ シックス”ともいえる記念すべき一台です。このころからチャップマンおじさんはロータス セブンにあこがれていましたが、広島では実車に出会うこともない時代でした。これらの写真でもうかがえるように、ほねほねセブンはかなりの高性能で、ジムカーナなどですばらしい成績を収めています。後に「フランク永井」所有のロータス セブンが広島地方に流れてきた時、一緒に競技して勝ったこともあるそうです。

業務内容

 板金、レストア、エンジン調整、車検、自動車保険、新車および中古車の販売など、車生活に関するおおよそ全てのことをされます。サンワ自工の強みは、板金のみの専門家ではなく車をトータルで見ることが出来る点です。
 昔ながらの職人気質を頑固に守りながら、最新の技術も貪欲に吸収して、最高の仕事をされます。ユーザーの要望に答える形で、新車や入手困難な旧車の販売の仲介も行っておられます。最近は少なくなって来ましたが、本格的なレース用車両のサポートもされます。

ヨタ8-1  ヨタ8-2

(チャップマンおじさんがチューニングし自らレースされた”ヨタハチ”です。)

板金

 通常の板金作業を始め、ファイバーボディーの修復まで何でもされます。アルミボディーの板金もされます。パテに頼らない、美しい仕上がりです。

エンジンチューニング

 エンジンチューニングはプロの目から見て、ユーザーの車生活に適した仕様を提案されます。技術的には可能であっても、ユーザーのためにならない無理なチューニングは基本的には薦められません。
 ウエーバー キャブレターの調整はおそらく日本の第一人者です。オートジャンブルの「キャブレター メインテナンス & セッティング ファイル」(2002年11月発行 立風書房)の 93 ページに極わずかですが紹介されています。

キャブ-1 キャブ-2 キャブ-3

(バーキンセブン BDP のキャブ調整中のチャプマンおじさん)

シャーシ、サスペンション

 これまで数数のレース優勝車両を作り上げてきた経験から、アライメントの修正、レース車両用の補強など高いレベルの仕事をされます。シャーシの狂いを正確に測定し修正するフレーム修正機を導入されています。

スナップオン  フレーム修正

(スナップオン、フレーム修正機)

レストア

 ユーザーのご要望にこたえつつ、本当に車を愛するものの立場からアドバイスして下さいます。本ホームページのあちこちにレストア待ちの車両が登場しています。 nomi 号をはじめ、Z-432-R 、フェアレディ SR 311 (現在 2 台レストア待ちです。)、ポルシェ 356 pre A 、黄色エラン号、ロータス ヨーロッパ、ケーターハム セブン BDR など多数手がけておられます。

車検、オイル交換、保険などのカーケアー

 長年の経験から、本物を使った適切な車の維持管理の方法を指導してくださいます。特に古い車はオーナーの愛情が大切です。最近の車は勿論、旧車も適切な点検整備のもと、素人には骨折りな車検を引き受けておられます。不幸な事故にも迅速かつ誠意ある対応をモットーに対応されています。

レーシング

 サンワ自工は、管理人 nomi が学生時代にお世話になっていたころは広島地域のモータースポーツのメッカでした。チャップマンおじさんは、コーリンお父さんと同様に、レースが大好きです。ご自身でも上記のヨタハチをはじめたくさんのレース用の車両を作成され、レーサーとしてもとても優れた成績を収められています。チャップマンおじさんのお話のなかでは F1 の中島悟選手ですら子ども扱いです。ユーザーへのアドバイスも、これらの経験が裏打ちされた”本物”です。

ISCC

(イスズ自動車のスポーツカークラブの会長時代。)

 上の写真は中国イスズ自動車の故 N 社長と、マカオにクラブ員を率いてレースに行かれた時の若きチャップマンおじさんです。

”セブン”

セブン-1  セブン-2

(チャップマンおじさんの”セブン”です。)

 チャップマンおじさんは、20年以上ケータハム スーパーセブンを乗り継いで維持されています。ご自身で手塩にかけて理想的な”セブン”に育てておられます。写真はスーパーセブンの紹介番組に出演された、若き日のチャップマンおじさんと”セブン”です。サンワ自工に集まる仲間の多くがセブン乗りです。(管理人 nomi の素敵なお友達 参照。)

これから

 年を重ねてこられたので、そろそろ「サンワ自工ならでは」の仕事を中心にスローライフを楽しみたいと考えておられます。管理人 nomi は nomi 号の維持管理を末永くお願いしたいと考え、チャップマンおじさんの健康を祈るばかりです。

 nomi 号のレストアにはサンワ自工のポリシーが随所に表現されています。 レストア記録 を参考にして下さい。

悲しいお知らせ

 80歳を過ぎてもお仕事を続けられていた師匠も、2020年秋にはついにショップを締められる決心をされました。長い間ご苦労様でした。お仕事としてnomiエランを見ていただくことはできなくなりましたが、人生の師匠としてのお付き合いは末永く続けさせてください。

   サンワ自工は後継者がないため閉じられます。

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